最新版 法人資本主義の構造
著者の研究の集大成
アメリカの、エンロンやワールドコムなどの破綻を見た日本の識者は、アメリカの株主資本主義は間違っている、日本のように従業員や、顧客を大事にする資本主義の方が優れているのだ、とナショナリストめいたことを(左派的な人も)いう。しかし著者は日本の「法人資本主義」こそ、矛盾の最たるものであると一蹴する。
この「法人資本主義」が歴史的にどのように形成されてきたか、戦前、戦後改革、高度経済成長期にわたって解説し、さらに、日本の株式会社のどこが問題なのかを明らかにしていく。株式会社の実態はその原理から相当乖離しており、克服するには原点に立ち返るか、株式会社にかわる(一部であっても)存在を考えていくしかない。
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