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ビジネスサポート経済学道路の経済学

道路の経済学

道路の経済学

松下 文洋(著)

道路の経済学

定価: ¥ 735
販売価格: ¥ 735
人気ランキング: 19432位
おすすめ度:
発売日: 2005-05-19
発売元: 講談社


道路行政のナンセンスを徹底理解
これまでの道路行政のナンセンスを訴える本である。道路を新たに造る場合には、当然、その道路の設置に対する需要予測を行うが、その需要予測が道路設置という答えを得るためのお手盛りの試算であること、道路工事を入札するためにはまず低価格で入札し、その後、資材の高騰といった理由により予算を膨らませるのが常道であること?など、この世界における常識(世間の非常識)をまず指摘している。さらに、道路設置の際には、もっと多面的な評価が必要なはずなのに、道路を通すことによる周辺地域に対する経済波及効果(プラスの効果)も、誘発交通などによる環境面の悪影響(マイナスの効果)も満足に評価できていない現状を批判し、対案を提示している。新書なので、道路行政にまつわる課題をとりあえず簡単に列挙し、詳細は他の専門書に委ねるというスタイルであるが、誰でも気軽に道路問題の根深さと問題の所在を理解できる構成になっているという意味で、幅広い層に読んでもらいたい良書である。

国民の不幸
こんな話題が新書になること自体日本国民の不幸だ。高速道路の損益分岐点ぐらい今まで官僚が何度も考えてきたことではないか。交通を科学的に分析すると言うが、その手法の整備に期待しつつも気象予報が漸近的でしかない以上にそれは完全に予測不能であることが証明できるだろう。借金が問題になるのはバブル経済とその崩壊による不況のためである。道路関係者が談合するからではないのではないか。社会動態の自然という不可抗力を前提に国土保全と経済発展を如何に構想するかが問われているだけだと私は考えている。

猪瀬さんに任せっきりはよくない!
この本が扱う公共事業についての問題は本当に根深いですね。
私自身も以前は土木工学科に所属しており(現在は経済学部)この手の本はたくさん読んできたつもりです。
その中でも、データや事例も新しく、論点もまとまってよい本だと思います。
この問題は解決する事ができるのか?
多くの人は「そんな大きな問題むりジャン」というでしょう。驚くべきことに私の大学の教授にもこういう意見を言う経済学者がいます。
このように諦めてしまう人が多くなってしまうと役人や政治家の思うつぼのような気がします。
このまま書くと800字は軽く超えるのでこの辺で。

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