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ビジネスサポート経済学「質の時代」のシステム改革―良い市場とは何か?

「質の時代」のシステム改革―良い市場とは何か?

「質の時代」のシステム改革―良い市場とは何か?

矢野 誠(著)

「質の時代」のシステム改革―良い市場とは何か?

定価: ¥ 2,835
販売価格: ¥ 2,835
人気ランキング: 124479位
おすすめ度:
発売日: 2005-01
発売元: 岩波書店


教科書でもないし気楽な経済書でもないし、扱いが微妙
同著「ミクロ経済学の基礎」「応用」の独特さが気に入ったので手にとってみた本です。これまた独特です。
調べてみたら、数理経済ではかなり高名な方らしい。本著の「市場の質」なるものを、補助金もらって慶應で研究しているようだ。
そんなスゴイ人で、自分も前著で惚れ込んだのだが、本著では所々で「?」が…。分析や事例は相変わらず面白いのだが、政策提言をし出した途端に主張が強引になっている。言いたいことは分かるのだけれど、もう少し丁寧に考察して欲しい。
経済学も法律学も政治学も単独ではなく、力を合わせなければダメなのだなーなどと関係ない事を思いました。その十数ページ以外は良かった。

労働市場の自由化 行政府依存症から脱却できるかな
著者はミクロ経済が専門であるらしい。内容も、砂漠のコーラというモチーフを用いて市場の自由度や市場での交換に伴う利益などを解説している。
内容として興味を引いたのは労働市場の自由度という視点であった。「労働の一山買い」という視点が新鮮で納得できた。労働市場が自由化されることが働く側にとって利益が高くなるというのは納得できるが、その一方で自由化が不安定化、リスク化につながるという「希望格差社会」のような視点もある。どっちが正しいのだろうか、と考えながら読んだ。
最終的に、「高質な市場」を育てるということがポイントとなっている。そのためには、行政府依存症を断ち切り、我々一人ひとりが支えるための知識を持ち行動することが重要であるらしい。
うーん。そんなもんでよろしいんでしょうか? ちょっと気になる。
とはいえ、何か今の時代を考えるときに重要な視点が得られたような気がした読後感。市場を守る4原則だけでも憶えられた。でも、、、 やっぱり気になる。

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