ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル
野口 悠紀雄(著)
定価: ¥ 1,785
販売価格: ¥ 1,785
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おすすめ度: 
発売日: 2005-09-21
発売元: 新潮社
日本人の僕たちにとって、とても刺激になると思います。
49ers時代のゴールドラッシュの19世紀の西海岸の錬金術、そして、Sun Micro/CISCOにはじまりGoogle・Yahooで絶頂となったIT時代の21世紀の西海岸ゴールドラッシュ、その二つの異質性・同質性、そして、その100年をつなぐスタンフォード大学の役割について話してあります。
野口悠紀雄らしい内容が光る
野口悠紀雄らしい内容が光ります。
肝になる点は
・カリフォルニアのゴールドラッシュから経済活動の法則を探り出す
・アメリカの経済成長の柱である、大学に関する考察
・IT革命とゴールドラッシュの対比
・アメリカ社会の紹介
らへんでしょうか。個人的には「超」ビジネスモデルというタイトルがそこまで内容に合致しているかには疑問があります。
どちらかといえばゴールドラッシュ、ないしアメリカ社会から教訓を得ようとしている本でいえるでしょう。これは野口悠紀雄の著作全般にいえるところで、それこそが彼の著作の素晴らしいところです。いくつかの事象から、ある教訓を導き出す、というのが。文に趣向がこらされているわけでもないのに、面白い読み物としても完成しているのは、このことが原因でしょうね。
大金持ちになるには、最短距離ではなく、一歩引いて別のオプションも検討する。
野口先生の著作はほとんど読んでおり、今回も書店で見つけて
内容も確認せず、購入しました。読後、非常に示唆に富んだ内容
になっており、勉強になりました。最近の読書は、特定の著者の
本を集中して読んでいます。野口先生のブランド買いと言ったと
ころでしょうか。
◆感銘を受けたところ
1949年のカリフォルニアのゴールドラッシュで、財産をなした
のは「黄金」を見つけた人間ではなかった、スコップやジーンズ
など「黄金」を求めてやってくる人に必要なものを供給した人間
だった。
また、「黄金」を求めてやってくる人のために「鉄道」を敷設
した人間が億万長者になった。しかし、それは鉄道「運賃」で財
を成したのではなく、その建設過程での工事、株式で財を成した
のである。
現在の社会でも、ITのアプリケーションで大金持ちになった
人間は少ない。OSのマイクロソフト、ルーターのシスコシステ
ムズ、検索サービスのYahoo、グーグルなどもそうである。
「大金持ち」に通じる最短距離を歩もうとすると、競合も多
く、利益もすくない。そこで一歩引いて、その人たちに必要な
サービスや製品を供給する手段がないか考えることが重要だ。
近視眼になるのではなく、複眼的な思考が必要。
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