アジアに学ぶ国際経済学
アジアを題材に国際経済を理解する
著者は、自ら国際貿易に比較優位があるわけではない、としながら、開発経済学や国際マクロ経済学も含む、包括的な視点から、アジア経済を題材に国際経済学を学ぶことを目的とするテキストを書かれたそうです。現実問題を採り上げながらの解説は、読む人に興味と関心を持たせるという非常に良い効果を持っていると思います。ただし、標準的な貿易の教科書がリカード・モデルからヘクシャー=オリーン・モデルへと順番に始まっていくのと比べると、この本の章立ては異なっていますので、教える側としては、系統的に貿易を教えるためには、やや工夫が必要とされるように思います。とはいえ、何よりも大事なことは学生のモチベーションを高めることだという視点に立てば、この本は成功しているといえるでしょ?!??。
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