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ビジネスサポート経済学スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法

スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法

スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法

ダンカン ワッツ(著)

スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法

定価: ¥ 2,940
販売価格: ¥ 2,940
人気ランキング: 74541位
おすすめ度:
発売日: 2004-10
発売元: 阪急コミュニケーションズ


脆弱な法則
最初の仮説設定が甘かったのか、スモールワールドネットワークという法則は結構脆弱ではないかと思いました。
はじめのほうでこの法則を打ち立て、他の学問分野を古いと強調してはいるものの、
ページをめくるにつれて、法則から見た例外事項が結構出てきます。
また、今更というか、新古典派経済学をわざわざ出してきて論破しようとしています。
なにか、あえて古い論文を使うことで自分の法則を輝かせようとしているような気がします。
そして、バラバシ「新ネットワーク思考」で提唱されている、スケールフリーネットワークを批判しながらも、
提出している資料が結局バラバシを肯定するものになってしまっています。
美しい数学を第一目的としたことが結果として美しくなくなってしまった、ということでしょうか。
カオス理論や複雑系理論から入れば、もっといいものになったのではないでしょうか。

スモールワールドの説明については、
マーク・ブキャナン「複雑な世界、単純な法則」の方が判りやすいと思います。
また、バラバシに匹敵する内容としては、
マルコム・グラッドウェル「ティッピングポイント」の方が有益です(理論としては荒削りですが)。

あと、訳注と訳者解説は不要でしょう。明らかに本書とは整合しない自説展開を意図しています。
まあ、社会学者に突っ込まれるような脆弱なものだとは思いますが、
翻訳者としての役割を逸脱していることは確かです。


『新ネットワーク思考』と一緒にどうぞ
アルバート=ラズロ・バラバシの『新ネットワーク思考』が面白かったため読んでみた本。どちらとも素晴らしい内容だが、本書の方が一段落ちる印象がある。とは言っても本書も最高レベルであることは間違いなく、単に二冊目に読んだからそう思うのかもしれない。

アルバート=ラズロ・バラバシ 『新ネットワーク思考』では、本書と大体同じ事例を扱っていながらも理論的な解釈が違っているので、両者の違いを見るのも大変面白い。ただ、あちらの方が面白く書かれているので、あちらから読むのが良いと思う。

ネットワーク網の設計
事象の系列や分岐の概念が面白い
読み物として楽しむのにはいいですね
樹形図を用いたり化学関係の作業にも応用できそうです
あとはこの理論を自分流にカスタマイズしていいのでは?

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